妊婦さんのお口の健康は出産準備のひとつです


2月23日は「ハローベビー・デー」という記念日です。
妊(2)婦(2)さん(3)と読む語呂合わせで、妊婦さんから生まれてくる赤ちゃんを連想して「ハローベビー・デー」という記念日名にしたそうです。
そこで今回は、妊婦さんのお口の健康のために必要な歯科検診や治療について、お話ししたいと思います。

妊娠中の歯科検診・治療をおすすめするワケ

妊娠すると、産科の病院や地域の保健窓口で歯科検診をすすめられることが多いと思います。
妊娠中は、つわりなどの体調変化のため食事回数や間食が増えるのに、食事後や就寝前の歯みがきといったケアが難しくなるなど、むし歯のリスクが高くなるからです。
他にも下記のような理由があります。

むし歯や歯周病のリスクが高くなり、トラブルが起こりやすくなる

妊娠時は食生活の変化、つわりの影響で口腔内環境が悪くなり、むし歯ができやすくなります。
また、ホルモンバランスが乱れて歯ぐきの炎症が起こりやすく、歯肉炎(妊娠性歯肉炎)にもなりやすい時期です。

早産や低体重児出産を引き起こす可能性がある

むし歯菌や歯周病菌がお口から体内に入り込んでしまうと、早産や低体重児出産を引き起こす可能性があるといわれています。

赤ちゃんにむし歯をうつしてしまう

生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には、むし歯菌はいません。大人のだ液が赤ちゃんのお口の中に入ることによって、感染します。一緒に生活する人のむし歯治療もしておくことが大切です。

出産後は通院が難しくなる

出産後は赤ちゃんのお世話に追われてしまって、歯科医院に行く時間を取ることが難しくなってしまいます。妊娠中に可能な範囲で治療をしておきましょう。

妊娠中の歯科検診・治療の時期

おなかが大きくなる妊娠後期では、あお向けでの治療が難しくなるので、つわりがおさまり体調がよくなる安定期(妊娠5か月:妊娠16〜19週)に受診することをおすすめします。

【歯科検診の内容】
歯科医院によって内容が異なる場合がありますが、むし歯や歯周病の有無、歯石の有無などを診ることが一般的です。

 

妊娠中に歯科検診を受けることは、生まれてくる赤ちゃんのためにも必要な準備のひとつです。妊娠期のお口の健康を保ち、安心して出産を迎えることができるように、私たちがお手伝いいたします。お気軽にご相談ください。

医療法人社団 郁栄会

ミタカピースデンタルクリニック

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