子供の歯のアレコレ(第3回)〜兄弟で虫歯ができる子とできない子?〜

私が1歳半児歯科検診をしていた頃、検診するお子さんの中には、もちろん第1子という子もいれば2人目3人目とか、時には7人目という子もいました。そんなお兄ちゃんやお姉ちゃんがいる子を何人も診ているうちに、ふとある事に気付きました。それは上の子には虫歯が一本もなかったにもかかわらず、下の子はもうすでに虫歯になってしまった、または虫歯になる直前の歯が溶けかかっている状態の子がけっこう多いということです。

それはなぜなんでしょう?

やはり一番に考えられるのは、上の子に比べて“お菓子デビュー”が早いという事が言えるのではないでしょうか?

お兄ちゃんやお姉ちゃんがお菓子を食べている姿を見れば下の子だって当然欲しくなりますよね。ですので上の子には決しては甘いものをあげる事がなかった早い段階で、下の子にはお菓子を与えてしまう、それは仕方がない事だと思います。そんな時、よくお母さんに「やはりお菓子はあげない方がいいでしょうか?」と聞かれます。でも上の子がお菓子を食べているのに下の子にあげないというのはかわいそうですし、ましてや下の子に隠れて上の子だけにお菓子をあげるのも、あまりいいものではないように思います。私も子供が3人いますので、難しい状況はよくわかります。

歯科医の中には「甘い物を与えるのを控えるように」という人もいるでしょう。

けれどこれはあくまで私個人の意見ですが、お菓子を与えるのは“アリ”なんじゃないかと思います!だって子供ってお菓子が大好きですもんね!(もちろん大人も^ ^)

大切な事は、ちゃんと時間を決めてダラダラと長い時間与え続けない、そして食べた後にはちゃんと歯磨きすることを習慣づける、それができなくても水でお口の中をしっかりすすぐなどする事が大切なんじゃないかと思います。そうする事でお口の中に甘いものがいつまでもとどまることを防ぎ、虫歯予防になるのではないかと思います。

次回は下の子が虫歯になりやすい、もう1つの理由について考えてみたいと思います。

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