「口内炎」の症状と対策について
こんにちは。三鷹ピースデンタルクリニックです。
小さいけれど意外と厄介な「口内炎」。
食事のたびにしみたり、話すたびに痛んだりと、日常生活にストレスをもたらします。自然に治ることも多いものの、症状が長引いたり強い痛みを感じたりする場合には注意が必要です。
適切な治療で症状を早く和らげましょう。
口内炎の種類と原因
「口内炎」は口の粘膜に炎症が起こる症状の総称です。唇や頬の内側、舌、歯ぐきなどに発生し、場合によっては発熱やけん怠感を伴うこともあります。原因や症状によって、以下の4種類に分類されます。
アフタ性口内炎
最も一般的な口内炎です。口の粘膜に白い潰瘍(アフタ)ができ、痛みや腫れ、違和感を引き起こします。過労や栄養不足、ストレスなど体の免疫力が低下しているときになりやすいとされています。
カタル性口内炎
外傷性口内炎とも呼ばれ、唇を噛むなどの物理的な刺激による粘膜の炎症が特徴です。入れ歯や矯正器具が擦れることが原因となる場合もあります。また、細菌が入り込むことで、症状が悪化することもあります。
カンジダ性口内炎
口の中の常在菌であるカビ菌(カンジダ)が、免疫力の低下などをきっかけに増殖して、発症します。白く柔らかい斑点が特徴で、口全体に症状が広がることがあります。
ヘルペス性口内炎
ヘルペスウイルス感染によって発症します。歯ぐきや舌だけでなく、唇の外側や喉の奥にも現れることが特徴です。乳幼児に多い病気で、一度感染すると免疫力の低下時に再発することがあります。
口内炎の対策方法
口内炎が痛む場合や症状が長引く場合には、以下の方法で緩和を目指しましょう。
ビタミン摂取
口腔粘膜の傷を修復するためには、ビタミンCやビタミンB2が欠かせません。これらを含む食品を摂取するか、サプリメントで補うことで回復を早めることが期待できます。
医療機関に相談
市販薬で症状が改善しない場合や、発熱などの全身症状が現れた場合には、早めに医療機関を受診してください。歯科医院では、より効果的な治療を提案してもらえます。
日常のケアで再発予防を
口内炎は、日常のケアや健康管理で予防が可能です。
疲労やストレスを溜めないよう心掛け、バランスの良い食事や適切な歯みがきを習慣化しましょう。
当院では、口内炎や口のトラブルに関するご相談も受け付けています。お気軽にご相談ください。