冬の旬の魚「ブリ」で歯の健康をサポート!

こんにちは。三鷹ピースデンタルクリニックです。
冬が旬の魚「ブリ」は、脂がのっておいしいだけでなく、歯や骨の健康を支える成分も豊富に含まれています。
今回は、ブリに含まれる栄養と、歯に与える影響についてお話しします。
ブリは縁起の良い出世魚
ブリは成長とともに呼び名が変わる「出世魚」で、縁起の良い魚として親しまれています。
成長や地域によってさまざまな名前で呼ばれていますが、80cm以上になると関東でも関西でも「ブリ」と呼ばれるのが特徴です。
また、12月から3月が旬で、産卵前で脂がのった「寒ブリ」を味わうことができます。
ブリに含まれる栄養素とは
鮮度の良いブリは、血合いの赤色が鮮やかで、身も透明感があります。
健康効果を期待できる、ブリに多く含まれる栄養素を紹介します。
オメガ3系脂肪酸EPA・DHA
ブリの脂には健康効果で注目されているEPAとDHAが含まれています。
どちらもオメガ3系脂肪酸で、EPAは血液をサラサラにし血管の健康を保つ効果が期待できます。DHAは脳の働きをサポートする可能性があると言われています。
ビタミン
ブリには、ビタミンB1・B2・D・Eといったビタミン類も豊富に含まれています。
ビタミンB1は糖の代謝を助け、ビタミンB2は脂肪の代謝をサポートすると言われています。
また、ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、ビタミンEは抗酸化作用があるとされています。
タウリン
アミノ酸の一種であるタウリンもブリに含まれます。タウリンには肝機能や視力の回復をサポートする効果があるほか、血液中のコレステロールや中性脂肪を減らす働きも期待されています。
ブリがもたらす歯への効果
ブリに含まれる歯の健康に役立つ主な栄養素は次の通りです。
- 歯ぐきの健康維持
EPA・DHAが炎症を抑え、歯ぐきを健康に保つ働きがあります。歯周病予防にもつながります。 - 口腔内トラブルの軽減
ビタミンB群が口内炎や粘膜のトラブルを予防し、健康な口腔環境をサポートします。 - 丈夫な歯を支える
タンパク質は歯の周りの組織(歯周組織)を構成する材料となり、歯を支える土台づくりに役立ちます。
まとめ
冬が旬のブリは、歯や歯ぐきの健康を支えるのに役立つ優れた魚です。定期的に食事に取り入れることで、むし歯や歯周病の予防にもつながります。おいしく食べながら、歯の健康を守りましょう。
当院では、食生活や生活習慣の改善も含めた歯の健康相談を行なっています。歯や歯ぐきの健康について気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

